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●ティグライ州北部及びアファール州北部)
:「 退避を勧告 します。渡航を延期して下さい」(継続)
●ソマリ州東部及びガンベラ州
:「渡航の延期をおすすめします」(継続)
●ティグライ州西部、アファール州南部、ソマリ州西部、オロミヤ州南部、
南部諸民族州西部・南部及びベン・シャングル州西部
:「渡航の是非を検討してください」(継続)
●その他の地域
:「十分注意してください」(継続)
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<概況>
(1)エリトリアと国境を接する北部国境付近には、国連の平和維持ミッショ
ン(UNMEE)が展開し、2002年に国境が画定されましたが、最近になって
銃撃戦が行われるなど依然として不安定な状態が続いております。また、
同国境付近には埋設された地雷や不発弾が残存しており、地雷による死傷
者が出ています。
(2)東部及び西部地域においては政府軍と反政府勢力(オガデン民族解放戦
線(ONLF)、オモロ解放戦線(OLF))等との武力衝突や部族間抗争が発
生しており、死傷者が出ています。
(3その他の地域では、2004年に入って首都アディスアベバ市内において、
爆弾事件が度々発生している他、強盗、スリ、引ったくり、夜間移動中の
車両強盗等が発生しています。
詳細はこちらをご覧下さい。
海外主要ニュースヘッドライン(7月22日)
・イラク中部で米軍ヘリ撃墜される、3人が死亡
・イラクで外国人運転手6人拉致、組織が企業撤収要求
・病院にロケット弾、住宅地で爆発 バグダッドで計7人死亡
・スーダン ダルフールでの民族紛争、治安好転せず
・沿岸商業捕鯨の日本提案が否決される IWC年次総会
・英国防相、兵員2万人削減案を発表
・中・台の並列、許し難い 上海の日式ラーメン店に抗議が殺到
・日本のEEZ内で中国船の調査が急増、抗議の効果なし
・ジェンキンスさん出国求めず、訴追も国内処理 米高官が明らかに
・米8州とNY市がCO2削減求め大手電力5社を提訴
・米議会、「北朝鮮人権法案」を満場一致で可決
・「憲法9条が日米同盟関係の妨げの一つ」 米国務副長官発言
・9・11事件のハイジャック犯の空港での映像 AP通信が配信
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●アフガニスタン国境付近東部(ゴルノ・バダフシャン自治州側)
:「渡航の延期をおすすめします」(継続)
●アフガニスタン国境付近東部並びに首都ドゥシャンベ市及びホジェンド市
以外の全土
:「渡航の是非を検討して下さい」(継続)
●首都ドゥシャンベ市及びホジェンド市
:「十分注意して下さい」(継続)
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<概況>
(1)タジキスタンでは、1997年の政府と反政府勢力間の和平合意以降、国内
の政治的混乱がもたらす不安定な状況が徐々に改善の方向に向かいました。
特に、隣国アフガニスタンにおけるタリバーン政権の崩壊、アフガニスタ
ン暫定政権成立等の諸情勢を通じ、タジキスタンの情勢は改善しています。
(2)都市部の治安情勢は安定しており、2003年6月、反政府派の要人がモス
クワで逮捕され、これに関連すると見られる政府施設を対象とする爆発事
件がドゥシャンベ市内で数件発生したものの、その後、政府施設、国際機
関及び邦人を対象とした事件はなく、情勢は安定しています。
(3)アフガニスタン国境付近西部及びタジキスタン中央部ガルム地域を含め、
タジキスタン全土において、治安面での大幅な改善が認められる一方で、
通信・交通・宿泊設備等のインフラ整備は遅々として進んでおらず、これ
らを原因とする悪天候時の落石、土砂崩れ事故等の発生及び腸チフスの流
行が確認されていますので、渡航に際しては最新の情報入手に努める必要
があります。
(4)アフガニスタン国境付近東部(ゴルノ・バダフシャン自治州側)につい
ては、交通・社会インフラ事情も悪く、治安情報の入手も困難な状況にあ
りますので、目的の如何を問わず渡航の延期をおすすめします。
詳細はこちらをご覧下さい。
1.在バングラデシュ日本国大使館によると、2004年はバングラデシュにおいてデング熱が流行しており、6月下旬にはダッカ市内でも感染者が出ています。また、6月30日付New Age紙によると、ダッカ・デング熱対策室は今季(2004年夏)までに114人がデング熱に感染し、うち62人が現在も治療中であると報告したと報じています。
2.デング熱は蚊に刺されることによって感染するウイルス性疾患ですので、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法ですが、蚊が活発に活動する夏季にバングラデシュに渡航、滞在予定の方は以下の点に十分ご注意下さい。
(1)デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。媒介する蚊はネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどで、これらの蚊は古タイヤや植木鉢などに貯まったごく小さな水たまりでも繁殖するため都市部でも多く見られます。皮膚の露出を減らすようにし、室内では蚊取り線香などを点ける、外出時は虫除けスプレーを数時間毎に塗るなどの予防措置をとって下さい。
(2)デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。多くの場合は感染しても5日ほどで解熱しますが、以下の症状が見られる場合はデング熱の可能性がありますので、必ず専門医の診察を受けるようにして下さい。
(a)高熱が続く
(b)次の症状のうち2つ以上の症状がある
・激しい頭痛
・目の奥の痛み
・筋肉痛、関節炎、背部痛
・血が止まりにくい、あるいは皮下や眼球結膜に出血
・吐き気、嘔吐、腹痛
(3)デング熱は感染しても軽症ですむ場合が多いのですが、時にデング出血熱という重篤な病気になることがあります。この場合は、鼻や歯ぐきからの出血や皮膚の出血斑等が突然現れ、血圧が下がってショック症状となり、適切な治療を受けないと致命的となります。この出血熱は解熱して2〜7日してから発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測が出来ません。
出所:外務省渡航情報(スポット)
海外主要ニュースヘッドライン(7月21日)
・イラク開戦以来の米兵死者計900人に イラク人死者は1万人超
・イラク復興事業の入札条件を緩和、独仏にも開放へ
・「華氏911」称賛で歌手ロンシュタットさんホテルコンサート会場から強制退去
・NYの「自由の女神」 内部再公開へ 8月3日から
・NY地下鉄駅でリュックが爆発、中にパイプ爆弾
・米4州のBSE検査担当施設での検査頭数、7週で288頭のみ
・在日米国大使館 ビザ申請者の指紋取得開始
・ジェンキンスさんの「特赦は困難」 米政府高官示唆
・国連総会でイスラエルの分離壁の撤去求める決議採択
・国連機関の外国人スタッフがガザから一部撤退へ
・クレイ首相が留任 アラファト議長が辞表受理を拒否
・中国で中南部でも洪水被害拡大 381人死亡、経済損失1900億円
・300人の狙撃兵、五輪施設近くのビル屋上に警備配置
・北朝鮮の国連大使、核抑止力保持改めて表明