b)海外渡航関連情報 : コンゴ民主共和国に対する渡航情報(危険情報・継続)
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●首都キンシャサ
:渡航の是非を検討して下さい(継続)
●バ・コンゴ州、バンドゥンドゥ州、アンゴラ、ザンビア国境沿いを含むカ
タンガ州南部、東カサイ州のムブジマイ市
:渡航の是非を検討して下さい(継続)
●赤道州、西カサイ州、東カサイ州(ムブジマイ市を除く)、オリエンタル
州西部(キサンガニ市以西)
:渡航の延期をおすすめします(継続)
●上記以外の地域
:退避を勧告します(継続)
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<概況>
2003年7月の暫定政権発足以降、関係国や国連等の支援により国内に駐留する外国人兵士の武装解除や難民帰還事業といった和平プロセスが徐々に進んでいるほか、近隣諸国との関係改善にも進展が見られます。ただし、全国土にわたって統一された行政が行われているわけではなく、人や貨物の移動が自由に行われていない地域もあり、首都キンシャサ以外では、一部陸路で移動可能な場所もありますが、ほとんどの移動は航空機に頼らざるを得ないのが実情です。また、内戦の大きな舞台となってきた東部地域においては、国連PKOであるMONUC(国連コンゴミッション)が配備され、未だ一部で活動している勢力の武装解除、治安の維持に努めていますが、依然として武装勢力による住民虐殺や武装勢力同士による戦闘が起きているほか、MONUCを標的とした攻撃も度々発生し、2月には国連軍事監視員1名が殺害されました。衛生面では、全国的にマラリヤや麻疹(はしか)が蔓延しているほか、コレラの発生もあり、十分な医療施設や医薬品がない地域では、十分な対策が必要です。
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