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  b)海外渡航関連情報 : シリア:北東部カミシリにおける騒擾事件を発端としたその後の情勢
投稿者: worldnavi 投稿日時: 2004-3-19 14:40:17 (1124 ヒット)

2004年3月16日付けスポット情報にてお知らせしていますが、同12日に発生した北東部カミシリにおける騒擾事件を発端としたその後の状況等は、報道等によれば概況は以下の通りです。

1.概況
(1)3月15日、治安部隊が外出禁止令を課しているラアス・アイン(カミシリからトルコ国境沿いに西方約100?)では、地方部族の有力メンバーを含む5名が死亡、約30名が負傷した他、アムダ(カミシリからトルコ国境沿いに西方約45?)では、クルド系住民の集団が警察署を襲い、警察署長と4名の将校、兵士が死亡しました。また、ジェイランプナル(カミシリからトルコ国境沿いに西方約100?のトルコ国境側の町)の住民や治安関係者によれば、アラブ系住民とクルド系住民の衝突により11名が死亡しました。

(2)翌16日、クルド関係者によれば、イラクのハラブジャにおけるクルド人への化学兵器使用の16周年を記念したデモの最中に、アレッポにて1名、アフリン(アレッポの北西約50?)にて2名が死亡しました(アレッポで3名、アフリンで4名が射殺されたとの報道もあります)。
   また、人権団体関係者によれば、アレッポ市内の緊張は高まっており、同日夜、クルド系住民が多いアシュラフィーエ地区とシャイフ・マクスード地区(市の中心から北方約500m)が閉鎖され、大学寮の窓ガラスが壊されたなどしたアレッポ大学では治安措置が強化されています。

2.今後、3月21日(母の日:現地休日)のノールーズの祭り(ペルシャ歴新年・クルド人の祭り)に向けて、事態の推移を注視していく必要があり、シリアに渡航・滞在される方は、上記1.の情報とともに3月16日付発出のスポット情報「シリア北東部カミシリにおける騒擾事件」にも十分留意し、最新の関連情報の入手に努めて下さい。
  多数の人が集まる場所では常に警戒し、周囲の状況に気を付ける等安全確保に努めて下さい。特に、群衆心理により不測の事態へ発展する可能性がありますので、集会、デモ等が行われている場所及び警察等により閉鎖されている地域へは近づかないで下さい。

3.なお、シリアに対しては別途、「危険情報」を発出していますので、その内容にもご留意下さい。

出所:外務省渡航情報(スポット)

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