１．2004年3月29日（月）から31日（水）までの間、リマ市サン・ボルハ区所在の国立博物館（MuseodelaNacion）において米州開発銀行（IDB）年次総会が開催されます。また、同総会関連行事がリマ市内各地で開催されるほか、同総会関係者約5,000名がリマ市を訪れ、主要ホテルに滞在する予定です。

２．ペルーにおいては、センデロ・ルミノソ（SL）等テロ組織が依然として一部山岳地帯を中心に活動している等、具体的な情報はありませんが、引き続きテロへの注意が必要です。

３．また、同総会開催にあたり、国立博物館等の会場や主要ホテル周辺で交通規制が行われるため、交通渋滞が予想されます。さらに、現在もリマ市旧市街において労働党団体等による抗議行動が行われている状況に変化はなく、治安部隊と抗議団体の衝突に巻き込まれるなどの不測の事態が発生する可能性も排除されません。

４．つきましては、同総会の開催期間中にリマ市に渡航・滞在を予定している方は、在ペルー日本国大使館（在リマ総領事館）やテレビ・ラジオ等で最新の情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、会場周辺及びデモや集会等の抗議行動が行われている場所には不用意に近づかないなど、細心の注意を払うようにして下さい。

５．なお、ペルーに対しては、現在「危険情報」が発出されていますので、その内容についてもご留意下さい。

出所：外務省渡航情報(スポット)