１．11月15日午後10時15分頃（現地時間）、首都ボゴタ市中心部の大型ショッピングモール「セントロ・アンディーノ」駐車場前に位置するレストラン・バーにおいて手榴弾が爆発し、1名が死亡、72名が負傷するという爆弾テロ事件が発生しました。
　　事件の背景や犯人等詳細については未だ明らかになっていませんが、コロンビア警察長官が「コロンビア革命軍（FARC）」の犯行と思われる旨述べたことが報じられています。

２．コロンビアにおいては、これまでもスポット情報において注意を呼びかけているように（10月9日付けスポット情報「ボゴタ市内における自動車爆弾事件の発生」等）、依然として都市部、地方を問わず多くのテロ事件が発生しています。
　　つきましては、同国に渡航・滞在される方は、爆弾テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、上記１．の情勢を含む最新の治安関連情報を入手するとともに、ショッピングモール、デパート、レストラン、バー、ナイトクラブ等多数の人の集まる場所では周囲の状況に警戒する、政府関連施設等のテロ攻撃の標的となる可能性のある施設や場所にはできる限り近づかない、夜間の不要不急の外出は控えるなど、安全確保に十分注意して下さい。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けて下さい。

３．また、コロンビアに対しては現在「危険情報」が発出されていますので、その内容についても御留意下さい。

出所：外務省渡航情報（スポット）