下記内容でのスポット情報が出ています。
パキスタンの渡航情報も併せてご参照ください。
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１.７月４日にパキスタン西部クエッタ市において発生したイスラム教シーア派モスク内における無差別殺害事件（死者５０名以上、負傷者６０名以上）の発生を受け、カラチ警察は、今後同種の事件がカラチで発生する可能性があるとして、同市内のモスク等に対する警戒を強化していると述べた旨報じられています（現地紙）。
　　上記事件に先立ち、６月８日にもクエッタ市内でシーア派の警察学校生１３名が殺害される事件が発生しており、現時点でこれら事件の背景等詳細は明らかになっておりませんが、今後も同種の事件が発生する可能性は排除されません。

２．パキスタン国内におけるテロ攻撃の危険等については、これまでも随時、渡航情報により注意を呼びかけてきています（５月１５日付スポット情報「カラチにおけるガソリンスタンド連続爆破事件の発生」等）。パキスタンに渡航・滞在される方は、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、上記１．の情勢を含む最新の治安関連情報の入手に努め、モスク等の宗教施設を含むテロの標的となる可能性のある危険な場所には近づかない、多数の人が集まる場所では周囲の状況に十分警戒するなど安全確保に十分注意を払って下さい。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるように心掛けて下さい。
　　なお、パキスタンに対しては、危険情報が発出されていますのに、同情報にもご留意下さい。