『ベトナムスケッチ』 → http://www.vietnam-sketch.com/ そろそろ夏休みの計画を立て始めた方も多いのではないでしょうか? 今年の年初からビザ無し渡航が出来るようになったベトナムは、日本人の方にも人気の観光スポットです。 このベトナムを紹介する現地の月刊フリーペーパー「ベトナムスケッチ」のサイトが、4月10日にリニューアルオープンしました。「ベトナムスケッチ」は、現地の人気スポット、レストランやショップの紹介から雑貨や生活情報に至るまで、ベトナムの流行やみどころについて様々な内容を紹介していて、現地のホテルやレストラン等で入手することが出来ます。今日はこの「ベトナムスケッチ」のサイトを覗いてみましょう。 サイトのトップページを開くと、「特集」「コラム」記事のバックナンバーへのリンク、「北部」「中部」「南部」等の地域情報へのリンクメニューが目につきます。リンクメニューの下には、トラベルやコラムなどおすすめコンテンツへのバナーリンクが目につきます。 この下には「ベトナム情報毎日更新」と書かれた新着記事のヘッドラインコーナーがあり、日々更新されている新着記事を一目でチェックすることが出来ます。 サイトの内容はレストランやみどころの紹介、ツアーやホテル紹介といった旅行者向けのコンテンツに留まらず、料理レシピや現地の生活情報、ベトナム人との結婚生活を書いたマンガ、ベトナムで生活する日本人や現地の人の仕事の様子を書いたコラムなど、ベトナムを訪ねる予定の無い人でも十分楽しめる興味深いコンテンツが散りばめられた内容のサイトになっています。 「ベトナムスケッチ」の魅力と内容を余すことなくオンラインで伝える、情報発信&サービス提供型のサイトと言って良いでしょう。 <サイト運営者Q&A> 「ベトナムスケッチ」サイトを運営している、ベトナムスケッチ編集部ウェブ担当の團たけひこさんに話を伺いました。 Q.「ベトナムスケッチ」の新サイト開設の経緯・目的を教えて下さい。 A. 昨年のSARSや今年の鳥インフルエンザ騒動で、ベトナムへ来られる旅行者の数は、落ち込んでしまいました。それらは既に終わったのに、いまだに「ベト ナム=危ないところ」というイメージがぬぐいきれていないようです。そんなイメージを一掃し、日々新しい魅力が生まれているベトナムに、旅行者の方に戻って来てもらいたいと思い、このサイトを立ち上げました。実は、これ以前『ベトナムスケッチ』の内容は、ビジネスから生活情報まで、ベトナムに関する 情報全般を扱う『ホットナム』というウェブサイトの中に入っていました。しかし、一般の人に一番訴求力のある観光情報を、独立したサイトとして目立つ形で立ち上げることで、まずはベトナムに足を運んでもらう手がかりを提供できればと思っています。 Q.サイトで、よく参照されている人気コンテンツはどこですか? A. 人気コンテンツはいくつもありますが、幅広い年齢層の方に人気があるのが、連載マンガの「ベトナム人との結婚生活」です。ベトナム人男性と結婚され、ホ ーチミン市で生活をされている日本人女性が作者で、日々の生活の中で出会う文化の相違点を、ほのぼのとしたタッチで描いています。 ベトナム人との結婚生活 → http://www.vietnam-sketch.com/manga/ Q.サイトのPRポイントと、現在力を入れている企画・コンテンツを教えて下さい。 A. 強みは、何と言っても現地で雑誌を出している編集部ならではの、最新の情報を提供していることでしょう。1年に1回程度しか改訂されないガイドブックに 比べると、月刊で出ている『ベトナムスケッチ』は情報が早いのですが、インターネットではそれ以上にタイムリーな情報をご覧頂くことができるわけです。 力を入れているコンテンツは雑誌と同じで、巻頭を飾っている特集「今月のトラベル」です。毎月、1つの町またはエリアを取り上げています。とは言って も、網羅的に町を紹介するのではなく、例えばフエ特集では宮廷音楽、サパ特集では少数民族、ダラット特集ではヴィラスタイルのホテルといった風に、1つ の角度から深く掘り下げた記事を作っています。 Q.毎日コンテンツを更新するのは大変だと思いますが、サイトの運営・更新はどのようにして行われていますか? A. 雑誌『ベトナムスケッチ』の内容に加え、ウェブサイト独自のコンテンツも入れて、毎日更新しています。ところが、ベトナムのネット環境はかなり波があっ て、1つのファイルをアップロードするのに1時間もかかってしまう場合が多々あります。毎朝更新したいのですが、結局お昼頃になってしまったりで、気苦労が絶えません。 Q.今後の展開について、考えられている事がございましたらお聞かせ下さい。 A. 旅行者の方も、また現地在住者の方も、この『ベトナムスケッチ』に来れば、必要な情報がすべて手に入る、そんな風に思って頂けるくらい、豊富な情報を網羅したサイトにしていきたいと思っています。 Q.上記の他に、読者の方にお伝えしたいメッセージ等がございましたらお聞かせ下さい。 A. 情報の新鮮さ、深さでは、どこにも負けないと自負しています。ベトナムに来られる際には、ぜひご覧下さい。また、ベトナムに来られる予定がなくても、のぞいてみてください。きっとベトナムに来たくなって頂けると思います。 <感想・コメント> 一つのファイルをアップするのに1時間も掛かるかも知れない環境の中で、これだけのサイトを維持していくのは大変なことですね。 特集の内容なども工夫されていて、一度サイトをのぞくとベトナムに行きたくなることうけあいです。今後の益々の発展を期待したいです。(草) 『ベトナムスケッチ』→ http://www.vietnam-sketch.com/
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