予定表 -詳細情報-
件名 | チェチェン人とはどんな人びとか? 初公開映像に見るチェチェンの民衆 | ||
開始日時 | 2003-09-27 05時 30分 (GMT+09:00) | ||
終了日時 | 2003-09-27 13時 00分 (GMT+09:00) | ||
場所 | 文京シビックセンターB1F 生涯学習センター 学習室 | ||
連絡先 | 教育・科学・文化の記録映像を見る会 (問い合わせ kazuokada1@hotmail.com) | ||
詳細 | ロシアが1999年にはじめた現代の植民地戦争、第2次チェチェン戦争は、もう4年間も続いています。クレムリン当局による徹底した情報封鎖の中、一般住民を中心に20万人のチェチェン人の人命が奪われました。テロ事件しか報道しないマスコミは、「チェチェン人は残虐なテロリストだ。」といったクレムリンの作り話に荷担していると言っても言い過ぎではありません。そこからは誇り高く、礼儀と名誉を尊ぶ、勤勉で信仰心の篤いチェチェン人の実像は見えてきません。チェチェン人は自らをノフチ-「ノアの人びと」と呼びます。神が堕落した世界を怒りの大洪水によってリセットしたとき、神の忠実な僕として唯一生き残ったノアの直接の子孫であるという自負心が、チェチェン人の心の中には流れています。これまで日本では公開されてこなかった3つの映像作品からチェチェン人の心意気を探ります。同時にこれらの作品は、イスラム世界だけではなく、当事国であるロシア、コーカサスの周辺国、さらにはヨーロッパの心ある人々の支援がチェチェン人の自由への戦いを支えていることの証でもあります。 「子どもの物語にあらず」 2000年 ザーラ・イマーエワ作品 29分 ドキュメンタリー・ビデオ チェチェン/アゼルバイジャン 日本語字幕 第2次チェチェン戦争で難民となった4歳から12歳まで15人の子どもたちが自らが体験した爆撃、肉親の死、兵士の略奪、辛い逃避行を証言する。現代の植民地戦争の全てを見た子どもたちは、今、何を考え、何を夢みるのか? チェチェンを代表する女性ジャーナリストの細やかな視線が、見る者の胸を突く。 「MARSHO=自由」 2002年 ムラド・マザーエフ作品 38分 劇映画 チェチェン/グルジア 日本語字幕 2003年: スイス・ロカルノ映画祭人権部門上映作品 ソ連時代チェチェン語で劇映画が製作されることはなかった。2002年、トビリシの演劇映画大学に学んだ一人の青年が、グルジアの映画人たちの支援を受けて完成した、史上初のチェチェン語による短編劇映画。抵抗運動に参加した青年の生と死を通じてチェチェン人の心を描く。 「踊れ! グローズヌイ」 2002年 ヨス・デ・プッター作品 54分 ドキュメンタリー・フィルム オランダ/チェチェン 短縮版 英語字幕 2003年: 第1回シカゴ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ作品 2003年: 第8回サンクトペテルブルク「人類へのメッセージ」国際映画祭「ケンタウルス」賞 98年以来チェチェンをテーマに取り組んできたオランダ・ドキュメンタリー界の鬼才が放つ最新作。民族舞踊家ラムザン・アフマードフは第2次チェチェン戦争下もグローズヌイに踏みとどまって、民族の誇りである民族舞踊を子どもたちに教え続けている。彼と40人の子どもたちが困難を克服してヨーロッパ公演を続ける姿を追う。ロシア軍占領下の首都グローズヌイの貴重な記録を含む。 作品解説: 岡田一男(映像作家・東京シネマ新社代表/下中記念財団EC日本アーカイブズ所長) 日時 2003年9月27日 13:00 開場 13:30−17:30 18:00―21:00 会場 東京都文京区 文京シビックセンターB1F 生涯学習センター 学習室(定員60名) 参加費 1,000円(資料代を含む) 営団地下鉄丸の内線、南北線「後楽園」・都営地下鉄三田線、大江戸線「春日」5番出口 当日の受付事務の簡略化やお席の確保のため、ぜひ事前の予約にご協力くださいますよう、お願いします。 ※予約専用アドレス infoche@vmail.plala.or.jp 1部、2部のうち、どちらの上映会をご希望かを明記の上、氏名 ・住所・電話番号をお書き添え下さい。 主催: 教育・科学・文化の記録映像を見る会 (問い合わせ kazuokada1@hotmail.com) 協賛: アムネスティ・インターナショナル日本 チェチェンの子どもを支援する会 チェチェンニュース編集室 Chechnen Watch |
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状態 | 承認済 | ||
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