アフガニスタン:ジャララバードにおける爆発事件等

投稿日時 2004-6-28 15:26:00 | トピック:   b)海外渡航関連情報

1.アフガニスタンに対してはこれまでも、危険情報において、カブール、ジャララバード、ヘラート、バーミアン、カンダハール、マザリ・シャリフに対して「渡航の延期」を、また、これらを除く全土に対して「退避を勧告」しており、スポット情報においても、累次にわたり、この危険情報及びテロや誘拐の脅威について注意を促しています。
 これにもかかわらず、やむを得ない事情により、同国に渡航・滞在される場合には、下記の内容にも留意し、テロ・誘拐事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、国連関係施設、欧米関連施設・団体、ISAF(国際治安支援部隊)展開地域等テロの標的となる可能性のある危険な場所には近づかない、不要・不急の外出は控える等、自らの安全確保に注意を払うよう心掛けて下さい。また、常に最新の緊急連絡先を日本国大使館に届け出るようお願いいたします。

2.6月25日、同国南部ウルズガン県で、選挙人登録を行ったアフガニスタン人17人が、バスで移動中に誘拐され、16人が殺害されるという事件が発生しました。
 また、同26日、同国東部ナンガハール県ジャララバード市東方約2キロの地点で、選挙管理員会のアフガニスタン人の女性職員を乗せたバスに仕掛けられた爆弾が爆発し、3人が死亡、11人が負傷するという事件が発生しました。
 これらの事件の背景等詳細は現時点では不明ですが、タリバーン等の武装勢力が、9月に実施される大統領選挙及び議会選挙を妨害するために行ったものと考えられ、タリバーンは今後、選挙妨害のための攻撃を増加させるとの報道もあり、十分な注意が必要です。

出所:外務省渡航情報(スポット)


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