イラク治安情勢

投稿日時 2004-4-27 15:57:00 | トピック:   b)海外渡航関連情報

1.イラクでは、2003年5月の主要な戦闘終結宣言後も、国内各地で爆弾テロ、襲撃、誘拐、武力衝突等が頻発しており、依然として治安情勢は予断を許さない状況が続いています。
(1)ファルージャでは、米軍の掃討作戦の強化、シーア派サドル師一派と連合軍との衝突が発生しており、19日から駐留米軍等連合軍とスンニー派武装勢力とで停戦合意がなされていましたが、26日に戦闘が発生しており、依然として情勢の緊迫化が見られます。
(2)また、同地近郊を含む地域では、4月に入ってから外国人誘拐事件が頻発しており、7日及び14日には、日本人が誘拐される事件が発生しています。日本人被害者5人は無事解放・保護されましたが、同地近郊では、常にこうした脅威があり、再び日本人が標的になる可能性は否定できません。

2.イラクにおいては、民間人や民間施設がテロの標的になっており、日本人や日本関連施設が標的になる可能性もあることから、イラク全土に「退避勧告」を継続して発出しています。渡航はどのような目的であれ、絶対に見合わせ、また既に同国に滞在されている方は、安全な方法で、直ちに同国から退避されることを改めて強く勧告します。

出所:外務省渡航情報(スポット)


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