ペルー共和国に対する渡航情報(危険情報・継続)
投稿日時 2004-8-3 15:05:00 | トピック: b)海外渡航関連情報
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<概況> (1)ペルーでは、2001年7月にトレド政権が発足しましたが、政権発足直後 より政府要人の不用意な発言や汚職問題により支持率が低下しはじめ、労 働団体、市民団体等が政権に対し様々な要求を行い、各地でデモや集会を 行っています。
(2)1980年代後半から1990年代前半にかけて、センデロ・ルミノソ等のテロ 組織が全国で猛威をふるいましたが、近年は過激なテロの発生件数は大き く減少し、テロ組織の活動地域も次第に一部山岳地帯の奥地等に限定され るようになりました。 しかし、最近でも、首都リマ市やアンデス山中で散発的にテロ事件や誘 拐事件が発生しておりますので、テロ組織の動向には依然として十分な注 意が必要です。特に、引き続きテロ事件の発生等が見られる地域への渡航 は、その是非を含め自らの安全につき真剣に検討されることをおすすめし ます。 なお、アヤクチョ州、フニン州、ワンカベリカ州、アプリマック州及び クスコ州各州の一部の郡・町に対し、現在も非常事態宣言が発令されてお り、軍・警察によるセンデロ・ルミノソの追跡・掃討作戦が行われていま す。
(3)主要な観光地(クスコ、マチュ・ピチュ、ナスカ等の中心部や周辺遺跡) では、最近、一般人や旅行者に対し脅威となるようなテロ事件は発生して いませんが、外国人観光客を対象としたひったくりなどが頻発しています ので、注意が必要です。
(4)また、本年に入ってティティカカ湖のあるプノ州イラベ町にて、町長の 汚職事件に端を発して、一部住民による町長撲殺事件に発展するなど、警 察と地元住民との衝突が発生しました。現時点では、住民による過激な行 動は見られませんが、地元住民側と政府との立場の違いは解消しておらず、 今後再び同様の抗議行動が行われる可能性は十分にありますので、注意が 必要です。
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