赤道ギニアに対する渡航情報(危険情報・継続)
投稿日時 2004-7-29 15:23:00 | トピック: b)海外渡航関連情報
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<概況及び地域情勢> 本年3月始め、クーデター計画の噂を受け、政府軍部隊が街頭に展開し、9 日にはクーデターを企図していた外国人傭兵15人を逮捕し、オビアン・ンゲ マ大統領は国営ラジオ放送を通じて、大統領殺害を含むクーデター計画を未 遂に終わらせたと発表しました。他方、軍が在赤道ギニアのアフリカ諸国大 使館を包囲し、外国人の追放と財産の没収を進めている旨の報道が流れまし た。これに対し、国境を接するカメルーン政府が、在留カメルーン人の国外 退去措置への抗議声明を発表したため、国内外の情勢が一時混乱しました。 更に、4月25日には国民議会選挙及び市町村選挙が実施され、与党が圧勝し ましたが、野党等が激しく反発しているため、今後とも、情勢を注意深く見 守る必要があります。 赤道ギニアには全土にわたって殺人等の凶悪事件が時折発生しており、外 国人を対象とした犯罪としては、2003年7月にスペイン人協力隊員がバス旅 行中に軍人により射殺される事件が発生しました。また、本年6月には、軍 の装備や軍服を利用した強盗・殺人が首都マラボで多発している旨国営ラジ オが警告しました。石油生産が開始されて以降、好景気となり、周辺国から 多数の移民が流入しているため、治安悪化が危惧されています。 赤道ギニアへの日本人渡航者及び同国に滞在する在留邦人は少数でもあり、 邦人の犯罪被害は報告されていませんが、同国に渡航を予定されている方は、 上記情勢に留意し、安全確保のため十分注意して下さい。
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