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  b)海外渡航関連情報 : カンボジア:プノンペン市内における銃使用犯罪多発に関するご注意
投稿者: worldnavi 投稿日時: 2004-6-28 15:27:00 (1480 ヒット)

 プノンペンでは、銃の発砲事案が続発し、在留邦人の住居、日本政府関係団
体の事務所付近においても発生しておりますので、現地に渡航・滞在される方
は十分ご注意下さい。

               記

1.プノンペン市内銃使用犯罪の実例
(1)6月4日夜、バイクを運転してた男性が、自宅前で強盗にバイクを手放すように命じられたが、これに抵抗したため発砲され重傷を負った。
(2)6月7日夕刻、男性が強盗に拳銃を突き付けられ、バイクを引き渡すよう命じられたが、男性がバイクのキーを渡さなかったため、射殺された。
(3)6月9日深夜、知人の女性を送って行った男性が、強盗に射殺されバイクを奪われた。
(4)6月9日明け方、友人宅からバイクに乗車し走行していた男女が、何者かに追跡、発砲され負傷した。
(5)6月9日夜、武装した強盗が、男性に発砲し負傷させた上、バイクを奪い逃走した。強盗の追跡を行った特殊部隊フライングタイガーの警察官が、被疑者に接近したところ、ライフル銃を奪われ射殺された。
(6)6月10日夜、警察官がバイクに乗車した3人組に職務質問しようと停止を求めたところ、いきなり銃撃され警察官は死亡した。
(7)6月11日夜、警察官が、バイクで逃走中の強盗を追跡していたところ、撃たれて重傷を負った。
(8)6月11日夜、警察官が、被疑者を取り調べるため停止するように命じたが、被疑者がライフル銃で応戦し警察官を撃ち重傷を負わせた。その後被疑者は、警察官に撃たれ死亡した。

2.防犯対策
(1)日没後の外出は極力避けるようにして下さい。
(2)外出時は徒歩やバイクタクシーの利用は避け、なるべく乗用車を利用するようにして下さい。
(3)万が一、強盗に遭った場合には犯人の要求に応じ、絶対に抵抗しないで下さい。犯行時には犯人も極度の緊張状態にあるので、抵抗するような素振りを見せると発砲される可能性があります。
(4)銃撃戦等に遭遇した場合には以下の点に留意して下さい。
  ○自宅近くで銃撃戦があった場合は、直ちに窓際、ドアから離れ、姿勢を
   低く保ったまま壁に囲まれた部屋に退避して下さい。
  ○自動車運転中、乗車中に遭遇した場合は、運転者以外はシート上若しく
   はフロアマット上に伏せ、直ちに現場から離れて下さい。
    また、オートバイ運転中、乗車中に遭遇した場合は、直ちに現場から
   離れて下さい。
  ○徒歩で外出中遭遇した場合は、樹木、車、屋台その他遮蔽物の陰に隠れ、
   遮蔽物がない場合には、直ちにその場に伏せて下さい。銃を撃つ人間は
   精神的に極度に緊張している場合が多く、急激に動くと的であると誤解
   され標的にされる恐れがあるので、周囲の状況を見て現場から速やかに
   離れるようにして下さい。

出所:外務省渡航情報(スポット)

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